思わず共感!仕事でよくある悩みごと
「人間関係がうまくいかない」
仕事で悩んでいることはありますか?と質問したときに返ってくる答えで多いのが「人間関係」に関する悩みです。人間関係と一言でいっても、同僚との関係、上司や部下との関係といったものから、職場の雰囲気に馴染めないなどさまざまですが、介護職員が抱える悩みごとランキングでも常に入っているため、自分と他人との間に起こる問題に悩んでいる人がいかに多いかが分かります。
悩みを減らすためには他人と関わらないようにするしかありませんが、他人と関わらずに生きていくのは至難の業です。嫌だからといって顔を合わせずに仕事をすることは不可能ですし、介護職はチームワークが大切になるため深く関わらなければ仕事がすすまなくなってしまいます。苦手な人と顔を合わせることは大きなストレスになりますがなかなか解決することはできないため、多くの人が悩みごととして挙げるのも仕方がないことかもしれません。
また、上司の中には部下のことを考えてくれる人だけでなく常に自分ファーストに考えてしまう自己中心的な人もいます。そういった人は他人の意見に耳を貸さず自分のやり方を突き通す傾向があるため、一緒に働いている人にしてみれば大きなストレスになりますし、元々介護職は異業種からの転職が多いため価値観自体にズレが生じてなかなかうまく人間関係を築けない、ということもあります。
「ミス対応ができない」
この悩みは転職したての人だけでなく経験豊富なベテランの人まで、年齢や職歴の長さに関係なく誰でも悩む可能性があります。介護職という仕事は高齢者の身体に直接触れて行う仕事も多いためミスをしないことは当たり前のことですが、ヒューマンエラーを100%回避することはできません。誰にでも起こりえる可能性があるのです。しかし、問題となるのはミスをすることではなく、「その後の対処がどうだったか」ということです。この対応能力には個人差があるため、「あの人はうまくできるのに私は…」と悩む人が多いのです。
「仕事が覚えられない」
転職が一般的である介護業界では特にそうですが、新しい仕事をはじめたときに抱えやすいのが、「仕事を覚えるのが遅い」「仕事が覚えられない」といった悩みです。これは自分の能力だけでなく、職場の人材育成カリキュラムや指導方法に問題があるケースも少なくないため、自分1人ではなかなか解決することができません。
「迷惑をかけてしまう」
転職したての頃に多くみられる悩みが、「自分のミスで他人に迷惑をかけてしまう」ことです。迷惑をかけたくないと思うばかりに、周囲の目を強く意識したり仕事に対して不安を抱えやすくなったりするため、マイナス思考になってしまう傾向があります。そういった姿勢は周りの反感も買いやすくなってしまうため、周りの目をあまり意識し過ぎず自分のカラーを出していくことも大切です。