20代での介護職転職はメリットが多い

20代での介護職転職はメリットが多い

世の中のイメージとは全く違う

介護に対するイメージはそれほどポジティブなものではないため、きつい仕事だと思っている人も少なくありません。確かに体力を必要とする業務も多いためきつい仕事ではありますが、実際に働いてみるとそう大変ではないことが分かります。営業のようにノルマに追われることも、飲食業のように残業することも、製造業のようにケガを心配する必要はありません。また、給料が低いように思われがちですが職場によっては25~30万の給料を手にすることもできます。

20代で介護業界に転職するメリットは?

介護職は体力を使うことも多いため、やり方が固定されておらず体力もあり、成長が期待できる20代は介護業界にとって歓迎される世代です。そのため、数多ある事業所や施設の中でも自分が希望するところにすんなりと転職することができます。また、介護業界は正社員に限らず、パートやアルバイト、派遣などさまざまな雇用形態を選ぶことができ、自分のライフスタイルに合わせて働くこともそう難しいことではありません。

ハンデなく転職することができる

転職する場合、年齢や経験の有無がみられることが多いため、20代で未経験の職種に転職となると「本当に介護職に転職できるのか」と不安に思ってしまうかもしれません。ですが、先述した通り、介護業界は異業種からの転職組も多く、さらに未経験者は積極的に採用される傾向があるため20代でも介護職として働くチャンスはたくさんあります。また、介護業界には30代~50代が多い傾向があり体力がある20代の若い世代はどこの施設でも欲しがるため、20代という年齢はハンデというよりはむしろ有利になります。

管理職を目指すこともできる

これからますます高齢者の増加が見込まれる日本において、介護職は将来性の高い仕事です。そのため、中には「将来は経営にも携わりたい」と意欲を持って働いている人もいることでしょう。一般的に年齢が上がれば上がるほど、管理職に就くのは難しいとされていますが、20代という年齢は未経験であっても管理職を十分に狙うことができる年齢です。もし、管理職を狙うのであれば、「ひとつの施設に長く勤務して管理職を目指す」方法と「ある程度経験を積んでから管理職を募集している施設で働く」方法の2種類がありますが、確実に管理職になれるのは「管理職を募集している施設で働く」方法です。なぜならひとつの施設で長く働いて管理職を目指すことも十分できますが、この場合、管理職の候補は1人とは限らないため絶対管理職になれるという保証はないからです。
しかしながら、管理職を目指すのであれば資格は必要不可欠です。介護職にはさまざまな資格がありますが、最低でも「介護職員初任者研修」は取得しておくようにしましょう。資格があれば給料がアップするだけでなく、管理職への道も早い段階で開けてきます。